SSブログ

ギガ級プリント可能!!TEVO Black Widow開封レビュー [3Dプリンター]

ヘッダー1.png
今回新たな3Dプリンターを購入したので紹介したい!!!
その名も
「TEVO Black Widow」

黒と赤の2色で統一され、構造素材は全てアルミという贅沢な3Dプリンターだが、なんといってもこのプリンターの最大の特徴は、
「横370 x 奥行250 x 高さ300」

という驚異のプリントサイズにある。

例えるなら、大人用の長靴がそのまま印刷できてしまう!!!
家庭用3Dプリンターで、これほどまでの大作ができてしまうのは前代未聞!!!

ではその中身は一体いかがなものか!?
今回は日本未発売 「TEVO Black Widow」の真髄に迫ります。

スポンサーリンク


黒と赤には理由が!?

本体のカラーリングは黒と赤で統一されており、良いか悪いかは別としてデザイン性にもこだわりを感じる。ではなぜ黒と赤なのか!?その答えは「Black Widow」という本機のネーミングに隠されていた。
「Black Widow」=日本語で「クロゴケグモ」。
そう、このクモが黒と赤のツートン仕様なのだ。本機のテーブルにクモのイラストがガッツリプリントされているのはこのためだ。
........うん。
別にクモが好きでもないから、いや、どちらかといえば触れないし怖えーし気持ち悪いし。
ランクはゴキブリの2つ下くらい!?だから、このイラスト無くても良かったんじゃねーかってチョット思う.......
TEVO クロゴケグモ.png


一番メジャーな「パラレルリンク機構」を採用!!

我家にある既存の3Dプリンター「Micromake」は「デルタ式」と呼ばれる機構に対し、今回の新型マシーンは縦・横・高さをそれぞれ独立して制御する「パラレルリンク式」と呼ばれる機構が採用されており、どちらかといえば後者のほうがメジャーで、デルタ式に比べて動きは単純で明快といえる。


頑丈な構造柱のおかげ?ブレの少ない高精度な造形がウリ

高精度の造形を求めれば求めるほど、各所のガタツキやブレ、さらにはフレームの撓りや反りなどが顕著に表れ、特に長尺になればなるほど「フレームの頑丈さ」は気になるところだ。
本機に採用されている構造柱はアルミ製フレームの8020サイズ。つまりフレームの断面は80mm×20mmと3Dプリンターでは稀である「極太フレーム」が採用されている。極太フレームのおかげで精度の良い造形物の製作も可能となるのだ。
TEVO フレーム.png


造形サイズが広がれば夢も広がる

前途したとおり、「横370 x 奥行250 x 高さ300」という驚異のプリントサイズを誇る「TEVO Black Widow」。
造形サイズが大きくなればなるほど、作れるモノも増え、3Dプリンターの活用の幅も増す。
かといって要所要所がザツに仕上がる訳でもなく「大は小を兼ねる」とはまさにこの事だ。
ただし、プリントサイズがデカけりゃ本体もデカくなるのは当然で600四方のエリアが必要なのは、他でもない欠点といえる。
TEVO ステージ.png

スポンサーリンク



実際のモノはどんな感じ?開封レビュー

前途したとおり本機は海外からの直輸入のため、出来上がり品では無く、パーツはバラバラで箱に梱包され送られてくる。まぁ海外通販では常識な光景だ。それでも箱の中のパーツは綺麗に並べられており海外製品とは思えない「オモテナシ」の心も感じることができる。
IMG_6136.JPG

今日の主賓「クロゴケグモ」もしっかり梱包箱に・・・・・
IMG_6135.JPG

日本未発売とだけあって、日本語サイトは愚か、海外サイトでも本機を紹介しているサイトは無い。もちろんトリセツもすべてイングリッシュ!!!
前回のMicromakeを組み立てたとき同様、自分の腕が試させるいい機会だと察し、早速組立開始じゃい!!


組み立ては...

組立ては同梱されている組立説明書通りに行えば問題なし。
と思いきや、どうやら梱包されている組立説明書の一部分が改定されているらしく、その情報も組立後に知ることになったのはマジヤッカイ!!!せめて別紙でもいいから同梱されていて欲しいものだ。
あともう一つ。組立説明書が後半になるにつれドンドン雑になっていくのはもっと勘弁!!!
こっちは後半になるにつれドンドン集中力が無くなっていくんだよ~~~

完成まで丸一日!約12時間を費やした。。。。。。。
IMG_6138.png

ヨッシャー完成!!早速プリントだぁぁぁー...と喜びたいところだが、3Dプリンターというのはソフトウェアやファームウェアが一体となり始めて形を成す。
それゆえ本体のチューニングを無くしては単なるオブジェと化してしまうのだ。

ここからが一番の難所であろう。
何はともあれ、プリントまでは、まだまだ道のりが長そうだ...。
ファーストインプレッションは以上。

次回は本体の微調整を行い、その方法を解説していきたいと思う。
どうぞお楽しみぃに!!

スポンサードリンク


nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 1

コメント 1

shink

参考になりました。ありがとうございます。パラレルリンクでは無いと思います。直行座標型?
by shink (2017-12-26 12:28) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。